検索エンジンのアルゴリズムを解析して、
どのようにしていけば検索エンジン上位表示が
可能になるのかに関しては、様々言われています。
中には全くのでたらめな情報を発信している人が多いのですが、
一部、しっかりとしたSEO実験を行なって、
その結果を適切に記述してくれている方もいらっしゃいます。
ただ1つ言える事は、確かにでたらめな情報を発信しているブログよりも
遥かに信頼性は高いのですが、SEO実験は1個人が行なって、
詳細に分析して適切な正解を導き出せるものではありません。
何故なら、検索エンジンアルゴリズムは200種類以上もの要素が
複雑に絡みあっており、何らかの要素に関して確認したければ、
それ以外の要素を固定化して検証していかなければいけないからです。
だから、SEO実験はあくまでも参考程度にする事が重要です。
それでも、SEO実験をやりたいというのであれば、次のようなやり方をお勧めします。
SEO実験のやり方
- 検索エンジン上位表示可能であろうとする要素を考え、それを満たすための施策を考える。
- その施策を自社サイトに対してやってみる。また、出来る限り同条件で、逆のことをやってみるサイトも用意したい。
- 一定期間サイトの検索順位を様々なキーワードで経過観察を行なっていく。
- 順位の推移を結果として出す。
- 順位推移の要因が、予想していたこと以外にも見当たらないかの考察も加える。
- あとは、これを何回も繰り返す。出来れば数千回。(1個人では無理)
SEO実験をするのであれば、5の考察が一番大切です。
これがない限り、その人のSEO実験に関しては
信頼性に欠けるといってもいいでしょう。
これだけでは抽象的なので、例を出して説明します。
- 上位表示可能要素として、例えば、「Googleで上位表示させたければ、メタキーワードに目標キーワードをいれる必要がある」と考えます。
- メタキーワードに目標キーワードをいれるサイトと、出来る限り同一条件で、入れないサイトを用意する。
- 一定期間、その目標キーワード、更にはその目標キーワードに関連するキーワードの順位を観察していく。
- 順位の推移をグラフ等に表して、結果として出す。
- もし、目標キーワードをメタキーワードに入れたサイトの順位が、目標キーワードに対してあがったのであれば、順位が上がった原因として他に考えられることがないかを考察する。
- 更に余裕があれば、これを出来る限り繰り返していく。それによって、他の要因によって順位が上がる下がるという結果を出来る限り無視出来るようになる。
実際のところ、SEO実験をやっている人で、6をやる人はいないですし、
Google等の検索algorithm解析のために、
そこまで時間をかけるのも意味が無い事です。
そこに時間をかけるのであれば、他にやることはあるでしょうから。
僕としては、やはりSEO実験は、何度も何度もサイトを作って
結果を見てきた人の考察にこそ意味があると思っています。
結果にはそこまで信頼性が持てないので、
その人が積み重ねてきた思考の部分に着目をするべきです。
でも、それじゃあ、信頼出来る情報ってないのではと疑問に思うでしょう。
では、もっと信頼出来て、楽に調査可能な方法はないでしょうか?
成功者を真と考える
最も信頼できて楽に検索アルゴリズムを解析できる方法としては、
成功者を真と考えるものです。
検索アルゴリズム解析に於ける成功者とは、
「実際に検索エンジン上位表示を達成している人の作成したサイト」です。
そのように、実際に検索エンジンの上位に表示されているサイトを見比べて、
共通している要素を抜き出して見ていくことが、解析するための最も楽な方法でしょう。
成功者から学ぶというのが最も簡単な方法です。
そのためにも、検索エンジン上位表示している莫大な量のサイトを実際に見て、
調査していくことがサイトアフィリエイトで稼ぐコツとも言えます。
サイトアフィリエイトで稼げないと嘆いている人は、
そこの調査が足りないのではないかと思います。
まとめ
- SEO実験を適切に行うには個人の力では不可能だし、そもそもそれをやることに価値が見出だせない
- 最も楽に検索エンジン上位表示対策を知るには、既に上位表示されているサイトを見て、そこから学ぶことが重要。
- サイトアフィリエイトで稼げないと嘆いている人は、ほぼ確実に実際に検索エンジン上位表示されているサイトの調査が足りない。
- 調査して、そこから共通点を見つけ出す能力はかなり重要だなと感じる。