アドセンス 支払い保留・支払いアカウントの一時停止の解除に向けてやった事と経過を随時報告

久々にグーグルアドセンスにログインをしたのですが、「お客様のお支払いは現在保留されています。お支払いをお受け取りになるには、お手続きが必要です。」との表示が出ていました。

操作をクリックして更に詳しく見てみると「お支払いアカウントの使用が一時停止されているため、支払いをお受け取りいただけない状態になっています。」と表示されていました。

こちらを解除するために今色々とやっているところでして、経過を随時更新して報告いたします。

支払い保留・アカウント一時停止の原因として思い当たること

「アドセンス　支払い保留」で検索

「アドセンス　支払い保留」でしてみたところ、多くの方はグーグルアドセンスアカウントの運営直後で

• PINコードの入力が済んでない
• 支払い最低額に達してない

などのパターンがほとんどでした。

僕の場合には約7年間、該当のアドセンスアカウントを運営してきており、これらのブログに書かれていた内容の原因とは異なると思い別の調査を行いました。

「アドセンス　支払いアカウント停止」で検索

また、「アドセンス　支払いアカウント停止」などで検索をしてもポリシー違反や不正クリックによるもので、今回の「支払いアカウント停止」とは異なる対応のように思えました。

ポリシー違反や不正クリックによるアドセンス停止の場合、「アカウント無効化」などのメールが届いたりするようなのですが、今回はそのような通知は来ず不明な状態です。

お支払いアカウントを調査

上のようにキーワード検索を行い調べた結果、同様の内容のメッセージが表示されているケースがないようだったので、警告文「お支払いアカウントの使用が一時停止」という表現からお支払いアカウントの内容を詳しく調べました。

僕の場合には法人名義でこちらのアドセンスアカウントを利用していたのですが、その法人の住所とメールアドレスが古いままだったのです。

もしかしたら、メールを送っても届かない、住所にピンコードを送っても届かないなどでお支払いアカウントの一時停止が行われたのかなと思いました。

ポリシー違反（ポリシーセンター）は該当なし

またポリシー違反があるのかなと思い、Googleアドセンスのポリシー違反を確かめてみました。

確かめる方法は「アカウント」⇒「ポリシーセンター」です。

見てみるとポリシー違反は見られないとのことでした。

僕の作っているサイトはすべて特化型サイトで、芸能人の情報や画像を利用した肖像権に反するものは一切書かず、他人の迷惑になるようなトレンド記事も書いてないので、ポリシー違反になる可能性は非常に低いです。

支払い保留を解除するためにやった事

現在までにやった内容です。

1、お支払いアカウントの情報を最新に

上で原因を調べた結果、お支払いアカウントに問題があり、法人住所とメールアドレスが古い状態だったことが判明しました。

そこで「お支払い」⇒「設定の【設定を管理する】」によりお支払いアカウントの情報を開き、「お支払いプロファイルの【会社名と住所】」と「お支払い担当者の【メールアドレス】」の情報を更新しました。

しかし、これだけでは解除はされませんでした。

もちろん、これだけで一時停止を解除していたらおかしいですよね。勝手にこちらが住所やメールアドレスを変えたので、グーグルとしてもそれに関して本当に正しいか調べないといけません。

そのため、今後PINコードなどが送られてくればいいなとは思っているのですが、メールを見る限りそのような連絡はないです。

2、連絡先から連絡をした（ここからの連絡だと返信なし）

また、「お支払いアカウントの使用が一時停止されているため、支払いをお受け取りいただけない状態になっています。」の表示の横には【連絡先】のボタンがあったのでそちらから連絡をしてみました。

連絡方法

連絡フォームは以下のようになっています。

• Name：
  • 「登録している法人名」、もしくは「お支払い担当者のユーザー情報に記載している連絡先情報の名前」を記入するべきかなと思います。
• Contact email address：
  • メールアドレスを記入します。グーグルアドセンスの連絡先情報として登録しているメールアドレスが一番良いかなと思います。
• Exact URL where ads are not serving：
  • 広告が表示されないURLを記入しろとのことですが、僕の今回の場合には該当しません。しかし、※マークが付いていて入力必須のようなので、とりあえずアドセンスに登録しているサイトのURLを記入しました。
• Additional Comments：
  • 追加コメントです。僕の場合には、なぜ一時停止となったのか教えていただきたいという内容のコメントを入れましたが、その後、定型文で返信がありました。

Googleアドセンスサポートチームの返信内容1回目

返信内容は以下の通りです。

お客様

AdSense サポートチームにお問い合わせいただき、ありがとうございます。
お客様のアカウントでは、現在お支払いが保留されております。お支払いは、保留が解除されしだいお受け取りいただけます。保留を解除するには、お手数ですが、以下のお手続きを行っていただくようお願いいたします。

PIN コードの入力
お客様の収益の確定額が 10 ドル（または地元通貨の同等額）に達しますと、請求先住所のご確認が必要となります。お客様のアカウントのご住所に、PIN コードが郵送されますので、ご入力をお願いいたします。お客様の収益の確定額が確認の基準額に達していない場合、PIN をリクエストしていただくことはできません。詳しくは、住所確認をご確認ください。
お支払い方法の選択
お客様の収益の確定額が 10 ドル（または地元通貨の同等額）に達しますと、お支払い方法をお選びいただく必要がございます。このお手続きは、お支払い基準額 100 ドルに達した場合のお手続きとは異なりますので、ご注意ください。お支払いのお受け取りに必要な手続きが他にもある場合は、[お支払い] ページの上部にアラートが表示されます。詳しくは、お支払い手続きをご確認ください。
その他の個人情報
AdSense では、お客様のご本人確認のために、個人情報の提供をお願いする場合がございます。このような場合は、提供をお願いした情報が確認されるまで、該当の AdSense アカウントについてお支払いが一時的に保留となります。詳しくは、個人情報の未確認を理由とするお支払いの保留をご確認ください。
税務情報の提出（契約先の事業体が Google Inc. の場合）
お住まいの国によっては税務上の目的から所定の情報を提出していただく必要がございます。税務情報のご登録が必要な場合は、お客様がアカウントにログインされる際に税務情報を入力する欄が表示されます。情報の提供をお願いする通知をお送りする場合もございます。詳しくは、税務情報の送信をご確認ください。
お客様の問題のご解決に、上記の情報をお役立ていただければ幸いです。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

これは明らかにアドセンスのヘルプに記載している情報をコピペで送ってきただけのメールでした笑

正直、お金の支払いに関してこのような定型文の返信をしてくるとは企業としてどうなのかなと思います。

国内ASPであればしっかりと対応してくださいますし、支払いの保留などあればちゃんとした連絡をくださるのですが、海外のASPや企業はそこらへんがしっかりとしてないことが多いですね。

こちらからの返信内容

更にこのままでは解決しないと思い、以下の内容で先程のメールに返信する形で連絡をしました。

※他の方で同様の事例に遭遇した際に使いやすい用、テンプレとして以下に掲載しておきます。

=======

XX（登録会社名と代表者氏名）です。

お世話になっております。

以下、本人確認のための情報です。

========================
登録アドレス：XXXXXX
サイト運営者ID：pub-XXXXXX
支払いアカウントID：XXXXXX
========================

現在まだお支払いの保留が続いている状態です。

頂いた4点に関してはすべて確認いたしました。

1、PIN コードの入力

こちらは一番最初に登録した際に実施いたしました。

2、お支払い方法の選択

こちらも確認しており、問題ないことがわかっております。

（画像を添付）

3、その他の個人情報
4、税務情報の提出（契約先の事業体が Google Inc. の場合）

コチラに関して該当している場合にはお手数ですが、再度メールを送信していただけるようお願いいたします。

その他、私個人的に該当するような箇所を調べました。

■その他、ポリシー違反の調査

ポリシー違反を調査いたしましたが、ポリシーセンターからのご連絡はない状況でした。

（以下の画像を添付した）

そのため、私自身で登録をしている全サイトについて調べました。

やったことは以下の通りです。

・現在利用してないサイトURLは削除した
・まだ登録をしているサイトURLの記事をチェックしてポリシー違反をしてないか確認をした

以上になります。

どのようにすれば支払いの保留は解除されるのか教えていただきたいです

よろしくお願いいたします。

=======

3、お問い合わせから連絡をした（こちらの方法で解決！）

上で紹介したところから返信をしてもずっと返信がなくダメだったので、別の所からお問合わせをしてみました。

先程と同様に「お支払いの保留」の返信ページ右上にある「お問い合わせ」をクリックします。

そして、「お支払い」⇒「一般的な質問」としてお問い合わせをしました。

以下のようなページが表示され、そこに具体的な内容を記載しました。

返信メール1通目

以下のような返信が来ました。

どうやら日本では支払いコンプライアンスチームはないようで、別のメールにて英語で連絡がありました

お世話になっております、Google のXXです。

本件ですが、弊社の支払いコンプライアンスチームの担当となり、担当の者に引き継ぎを行わさせていただきました。

恐ら以下のタイトルにてXX様のこちらのアドレスにメールが届いているかと存じますので、こちらご確認の上、担当の者にご返信いただけますと幸いでございます。

[X-XXXXXXX] Information Needed to Verify Your Google Account

何卒引き続きよろしくお願い申し上げます。

英語での返信メール1通目

英語では以下のように返信メールが届きました。英語で対応しなければいけないようです。

You’re receiving this email because we’ve been unable to verify some information on your Google account in order to complete the disbursement process.

The information you provide may be shared with a third party in order to complete your disbursement. By providing this information, you acknowledge and agree that this information may be shared with a third party.

In order to continue the disbursement process, please provide a copy of your current government issued ID and reply with the following information for the beneficiary:

l Full legal name
l Address
l Website if applicable
l Nature of business
l Purpose of payment
l Whether this entity has any offices/operations in other countries (if so, please specify)

Please respond with the information requested at the earliest. Until your information has been verified, you will not be able to transact with any products you may be using (e.g. Play, Google Ads, AdSense, G Suite, etc.) with this account.

We make great efforts to reply to you within 24 hours.

簡単にいうと、必要な情報を提供してくれとのことで、そうしないとこのアカウントではGoogleアドセンスやGoogle AdWordsなどいかなるサービスも利用できませんよとのことです。

英語メールに対して返信1通目

政府の発行した証明書と個人情報を提出してくれとあるので、今回は登録しているのが法人のため登記簿謄本をスキャンして送りました。

※個人の方の場合にはパスポートなどになるかなと思います。運転免許証でも良いと思いますが、国際的に通用するのはパスポートの方なので…。

送った全文はこちら。英語は得意ではないので、間違った英語かもしれませんが参考までに。

===============

Please confirm the following information.⇒「以下の情報のご確認をお願いします。」という意味です。

l Full legal name ⇒（英語で会社名を書いた、Inc.XXXという形式で）

l Address⇒英語では以下の形式で上から「その他⇒市区町村⇒都道府県⇒郵便番号」の順で書くようです。

• その他　例：AkasakaX-X-XX
• 市区町村　例：Minato-Ku
• 都道府県　例：Tokyo-to
• 郵便番号　例：XXX-XXXX

l Website if applicable⇒例：https://yakugakusuikun.com/ and so on

l Nature of business⇒例：Information Technology

l Purpose of payment⇒例：For Business　

l Whether this entity has any offices/operations in other countries (if so,please specify)⇒こちらは該当しなかったので記入なしで返信した。

===============

しかし、相手は英語を使っている方なので日本語の登記簿謄本を理解してくれるのか不明です。⇒こちら理解してくださったようです。

解除時に届いたメール

以下のメールが届き無事解除となりました。

Thank you for your response. The hold on your account has been released.

支払い保留中なのに支払ったことにされていた

また、もう一点新しくトラブルが発生していました。先程、銀行通帳の記帳を済ませて確認していたところ、Googleアドセンス側では8月21日に支払いましたと表示されているのに、こちらにはお金が振り込まれていないことが判明しました。

支払い領収書

以下のような形で記載があり、支払われていることになっていました。

支払い領収書
（Googleの法人名や住所記載欄）

納税者番号
XXXXXXXX

日本
（登録住所・法人名・氏名）

支払日 2019/08/21
請求 ID XXXXXXXXXX
お支払い方法 普通 • • • • XX
お支払い番号 XXXXXXXXX

しかし、確認したところこちらで登録している銀行口座には上の領収書のように8月21日にはアドセンス報酬が振り込まれておらず、こちらに関しても連絡をしているところです。

現状はここまで実施しており、どうなるかわからないのですがとりあえず待つしか出来ない状態です笑

新しく登録をした法人住所にPINコードが送られてくるのか？それとも待っていれば変わるのか？わからないのですが、とりあえず他のクリック報酬型広告の導入も検討しようと思います。