どうもスイクンです。
メールをご覧頂きありがとうございます。
つい先日、健康によいと聞いていた酵素スムージーを購入してみました。
- 健康は富に勝る
- 飲む健康法
- 栄養素が200種類配合
- 忙しくても野菜は摂りたいあなたへ
- ダイエットにもぴったり
- 手軽に健康的な毎日
こんな感じの売り文句でまさに健康を意識して生活している僕に「ぴったりだ!」と思ったわけです。
注文してから約10日した昨日届きました。
届いてすぐに!
楽天1位とか、メディアでも取り上げられていたりしたので、かなり期待してシェイカーで酵素スムージーを作ってみたのです。
水200MLにスプーン2杯分の粉末を入れてシェイクします。
緑色で泡だった液体が出来上がります。
評判通り「美味しそう!」です。
でも、飲んでみてすぐに「甘すぎツ!」って思いました。
そしてまた、すぐに、コーラのような化学物質たっぷりの液体を飲んだ時のような嫌な感覚がありました。
- 「健康によいのに、なぜこんなに甘いのだろうか?」
- 「健康によいはずなのに、なぜこんなに嫌な感覚に陥るのだろうか?」
明らかにおかしいので、この段階ではじめて成分を見てみました。
そうしたら、原因が見つかりました。
甘味料(L-α-アスパルチル-L-フェニルアラニンメチルエステル)
つまり、あれです。
人工甘味料「アスパルテーム」です。
多分、どこかで何かしら聞いたことのある言葉だと思います。
この段階で、酵素の袋ごと、ゴミ箱行きになりました。
なぜ人工甘味料を使って、こんなにも甘さを出しているのか?
この酵素スムージーって、健康を考慮して作られているはずなのに、なぜ人工甘味料を使ってまでも甘さを出しているのでしょうか?
その答えは明白です。
リピート購入させるために、人々に「美味しい」と思わせないといけないからです。
美味しくなければ、リピート購入しません。
普通に考えれば、たくさんの野菜を詰め込み、酵素を詰め込み、の粉末では、絶対に美味しい味にはならないんです。
大麦若葉とか青汁を飲んだ経験から考えれば、あれに近い味がするはずです。
しかし、そういった”健康に良く、美味しくない味”で売ってしまうと、リピート購入されないんだと思います。
リピート購入されないと、こういった酵素系は利益を出せません。
アフィリエイターも使って売ってもいるので、1個単体で購入されただけでは、利益なんて出ないはずです。
だから、何度も何度もリピート購入してもらうように工夫をし、顧客単価を高めて利益を出していきます。
そのために、酵素業界が使ったテクニックが、健康を考えたら本来入れるべきではない人工甘味料を使って「美味しい!」と思わせるものだと思います。
特にこの酵素系は、明らかにターゲットが女性です。
だから、スイーツなどという言葉が流行したように、甘いものでないと流行らないのでしょう。
そのために使ったのが、まさに人工甘味料ですね。
「利益のために、人々の健康は何も考えてくれてないんだな」っていうのがわかっただけでも、たった3000円ちょっとのお金で勉強できたので安いものです。
まあ、そもそもの酵素自体、健康によいなんて言う科学的な根拠がないものなんですが、メディアがもてはやせば一般的に普及し売れてしまうってことですね。
健康のために飲んでいるのに、逆に健康を害する危険性
でも、こんなことを言っても、正直なところ、外食などをしたり、普通に生活をしていても、人工甘味料などは避けられないのは事実です。
だから、「この程度のことを気にする必要はなくない?」みたいに思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、だからといって、身体に悪いものってわざわざ、無理に摂りたいものではないんです。
できれば避けたいのが普通ですよね。
ましてや、健康によいと思っているものに、そういったものが含まれているとさすがにがっかりしてしまいます。
人々の真の健康を願うよりも、利益だけのために製品を作っていることがわかるとその企業を応援したくなくなるんですよね。
僕も同じように法人化をしているので、やはりしっかりとしたビジネスをやっている人に稼いでもらいたいですし、そういった人が報われる社会であってもらいたいものです。
でも現実はそうではありません。
しっかりとしたビジネスをやっている人が報われない社会でもあります。
- 有名だから間違いないだろう
- みんながやっているから間違いないだろう
こういった考えで、良くない企業の商品やサービスを選んでしまうことって多々あります。
それは、どうしようもないことですが、消費者一人ひとりが日々の生活で知識をつけて消費行動に選択肢を持てば、より良くなっていくはずなのです。
大切なのは【選択肢を広げること】なんです。
世の中のほとんどの人は、商品やサービスを【安いから】という理由で選択してしまいます。
果たしてそれで良いのか?
ということですね。
もちろん、僕も大学生の頃、お金がなかったので、とりあえず安いものを買って食べていたし、何を選ぶにしても金額を気にしていました。
でも、みんながこうやってしまうと、やすければ良いみたいな社会になってしまい、不正なことを行っている企業のみが栄えてしまいます。
こうなってしまったら、社会はよりブラック化が進んでいきます。
ホワイトじゃ生き残れないから、すべての企業がブラック化するってことです。
僕はなんとなくですが、2007年くらいから「日本が潰される・・・」みたいな不安がありました。
宅浪していた時に思った不安です。
言葉として表現しがたいのですが、日本全体が日本国民の敵になってしまっているような感覚です。
今はまだ顕在化しているようには見えないのですが、水面下でじわじわと、それは動いているようにも思えてなりません。そういった、とりとめのない不安感がどこかしらに、いつもあります。
そんな不安をかきけすために僕がやっているのが、人脈を作ることと自分でお金を稼ぐ力・生きていく力です。
(※人脈っていうのは、電話番号を知ってるだとか、一度話しをした程度ではダメです。その程度の脆い関係性のことではなくて、真に打ち解けて話合えるような人をどれだけ持つかです。)
でも、お金を持っていても、人脈があってもそれだけではダメです。
イザとなった時のために、動ける体力や健康も有している必要があります。
- 国が何かをしてくれる
- 親が何かをしてくれる
- 誰かが何かをしてくれる
そういった思いを、僕は一切持っていません。
最後に頼りになるのは、自分がそれまでに身に付けたものと、本当に自分の周囲の人たちだけです。
- 自分の周囲の人は、果たして自分が困ったら助けてくれるでしょうか?
- 自分の周囲の人は、果たして心にゆとりを持っているでしょうか?
これに、素直に「はい」と言えないのであれば、イザとなった時は危険です。
今からでも全く遅くないです。
素晴らしい人脈と、自分で生きていく力を付けることが重要だと思います。
というわけで、今回は
- 酵素業界について
- ホワイト企業がブラック化してしまう原因
- 消費行動における選択肢の幅を広めることが大切
というお話でした。
それでは、今回はこのへんで失礼します。